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ベトナムの少数民族の人身取引被害例

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ワールドビジョンのチャイルド・スポンサーシップって怪しい?
ベトナムは一般に、これから発展していく新興国として認識されています。
 
しかし、格差は激しく貧しく過酷な生活をしている人々の多いようです。
 
そんな中で問題に挙げられるのは人身取引の問題です。
 
都市伝説的には日本でも噂はありますが、日本で普通に暮らしていて人身取引のことを意識することはほとんどありませんよね。でも海外、とくに貧しい国々では人身取引の問題は深刻な影を落としているようです。
 
ワールドビジョンのサイトをみると、ベトナムの山岳地帯に住む少数民族の人身取引の例が書かれていました。
 
ベトナムに住む人は、キン族が最も多く86%を占めているそうです。そのほか53の少数民族があるそうですが、山岳地帯などでは自分の民族の言葉を話し公用語のキン語(ベトナム語)を話せない人もいるそうです。
 
デイエンビエン省は、ベトナム国内でも2番目に貧困度が高い地域で、ワールドビジョンでも地域開発の支援プログラムの支援を行っているそうです。
 
そこに住む3姉妹の話として、人身取引の例が挙げられています。
 
モン族という民族の家庭に起こった話です。17歳のヒエンさん(仮名)は学校に行ったことがないそうです。普段は家の手伝いをしながら生活をしていたのですが、家計は苦しく家は貧しいので、なにか収入を得ることを考えていた時にこのことは起こりました。
 
ある日、ヒエンさんが家で妹たちと留守番をしていると、親戚のおばさんがやってきて、ムオンチャ群の町でいい収入になる仕事があるといいます。
 
仕事は、田んぼでの仕事で難しくはないとのこと、よければすぐに出発しようと強引に連れて行こうとします。ヒエンさんは、もちろん相談してからと思ったようですが、早く早くと急き立てられ、バイクでムオンチャ群の町まで乗せていってあげるともいわれ、結局、妹2人と3人でバイクに乗って町まで行くことになしました。
 
町に着くと、今度は中国との国境近くにあるラオカイまで行かなくてはならない、と150キロ以上も離れたラオカイまで連れていかれ、どういうわけか気が付けば中国の国境を超えていたそうです。
 
もちろん正式な国境ではないところです。お金もパスポートもなく、中国まで来てしまってはヒエンさんたちもどうしようもなく、3人はそこで中国人と結婚したベトナム人女性の家に監禁されてしまったそうです。
 
1週間位たって、妹は次々に連れていかれて、いなくなってしまったそうです。その後、中国人男性に売られたと聞いたそうです。
 
ヒエンさんたちがいなくなったのを心配した母親が、近所に聞いて回り親戚が3人を連れて行ったことを聞きだします。そのまま、母親は親戚に詰め寄り状況を聞きだします。そして娘たちのところに連れて行くようにせまったそうです。
 
 
そして母親はバイクでラオカイまで行き、そのまま国境を越え中国へ。もちろん不法入国になります。
 
そして市場でヒエンさんを見つけ、連れ帰ったそうです。
 
 
妹2人の行方はいまだにわかりません。
 
このような例は、はたくさんあるのでしょうか? ひどい話です。
 
 
たまたま娘を連れ帰れたとはいえ、母親のこの行為はとても危険だと、人身取引の対策を仕事にしているという筆者はいいます。つまり中国への不法入国はとても危険だと。今後は政府を介して正式なルートで2人の捜索を依頼する必要があるといいます。
 
 
相手が中国ということもあり、妹2人が見つかるかどうかは、とても厳しいように思います。ヒエンさんだけでも帰ってこれたのは本当に幸いだったと思いますが、連れていかれた妹2人は酷いあつかいでも生活を強いられていることが想像できます。
 
デイエンビエン省ではワールドビジョンジャパンによる人身取引予防の事業が2020年3月よりスタートしたそうです。この事業は、外務省による日本NGO連携無償資金協力と、支援者からの募金で実施されているそうです。
 
途上国の子どもたちの1対1の支援プログラム