カンボジアと言えば、アンコールワットを思い出す人も多いかもしれませんね。
たしか仏教の寺院かなにかだったよな、と遠い記憶を探っていたんですが、調べてみるともともとはヒンズー教の寺院だったみたいですね。16世紀後半に仏教寺院に改修されたみたいです。まあ、つまりお寺ですね。
かの有名な、というか悪名高いといった方がいいですかね、ポルポトが原始共産主義を目指して自国民(主に知識人)の虐殺に励んでいたとき、このアンコールワットも影響を受けたのかな、と思ってさらに調べてみると、やはり、破壊されたりしていたようですね。
ポルポトは原始共産主義のもと、教育とともに宗教も否定していたといいます。
ポルポトの共産党一派のクメールルージュによって破壊、また仏像の首をはねたりされた歴史があるようです。
アンコールワットは写真などをみると、それこそ城、というか要塞のようですよね。
1979年に、ポルポトのクメールルージュが政権を失ったとき、このアンコールワットに立てこもったそうです。言ってもカンボジア最大の文化遺産ですからね。むやみに攻撃するわけにもいかず、このときアンコールワットはさらに内部を破壊されてしまったそうです。
アンコールワットには、回廊が3つあるそうですが、第一回廊と第2回廊の間にあるプリアポアン(千体仏)という場所があって、参拝した人々が奉納した仏像がたくさんあったらしいんですが、ここの仏像もクメールルージュによってほとんどが破壊されてしまったということです。
いやほんと、文化遺産ですよ、酷いことをしますね。
レリーフといって、日本語だと浮き彫り細工というらしいですが、壁に刻んでいくというか彫っていくというか、そういった美術の手法があります。これがアンコールワットの回廊の壁にびっしりあるんですね。写真で見るだけでもこれがすごいんです。物語になっているそうで、飽きずにずっと見ていられます。
で、ここまで書いて、何を書こうと思ってたんだっけ、と思い出したんですが。
カンボジアって、開発途上国の中でも特に貧しいと言われているんですよね。これ、どうしてなのかな、と思ったんです。
個人的なカンボジアのイメージも、遠い記憶ですが、テレビでカンボジア難民に対する救済の募金か何かのCMなんですよね。瘦せこけた子どもが、涙をためた大きな瞳でこちらを見ている、というような写真に悲し気な音楽と歌がかぶさるCMが、子供心に印象に残っています。
アジアの発展途上国というと、真っ先にカンボジアが浮かぶのはこういったCMの記憶がかなり大きいですね。
首都のプノンペンやシェムリアップという都市部の経済発展は目覚ましいようですが、全体としては貧困に苦しむ人はまだまだ多いそうです。
で、これが、やはりポルポト政権時代の大量虐殺の影響が大きいみたいなんですね。
知識人を中心に教師や医者、技術者など多くの人が殺され、その影響でカンボジア国民の約半数は30歳未満だそうです。
平均年齢は23.9歳(2015年、国連人口部による)ということで、当時見たCMでも、出てくるのは子供ばかりだったのも、そういった事情のせいかもしれません。
